Qualified resolver solution made by LTN for the landing flap control

フラップ制御システム

フラップ制御システム

ランディングフラップ制御用に認定されたレゾルバ・ソリューション。メンテナンスフリーで、過酷な環境条件への適合が認められたLTNのレゾルバが米大手航空機メーカーで採用されています。

アプリケーションの詳細説明

課題:

最新の民間航空機において、着陸時のフラップ制御は非常に複雑なだけでなく、安全性そのものに大きく関わっています。フラップには常時機能することと、上下運動の完全な左右対称性が必須要件として求められます。フラップ制御に誤作動や故障が発生すると、ほとんどのケースにおいて、航空機の安全運航に大きな支障をきたします。いわゆるフライトクリティカルと呼ばれる、運航に直結するシステムは、原則としてすべてフェイルセーフ設計になっています。また、民間航空機のすべての主要なシステムには、常に独立したバックアップが存在します。航空機に組み込まれる部品は、民間航空機産業の厳しい基準に合格しなければならず、認定試験では、-55℃から85℃までの温度範囲や、50Gまでの振動や加速度でも正常に作動することを証明しなければなりません。

ソリューション:

LTNは、実績のあるRE15をベースに、今日の民間航空機にとって最も厳しい環境条件に合わせたレゾルバを開発しました。ランディングフラップの位置を検出するレゾルバは、制御システムの重要部分になります。フライトクリティカルなシステムで使用するレゾルバは、航空当局の厳しい要件に基づいて認定され、同航空機メーカーのフラグシップ機に標準搭載されています。

レゾルバを航空機産業の厳しい要件に適合させるために、特別なデザインと材料を採用しています。当社は内製率が高いため、お客様の要望通りのレゾルバを自社で完成させることができました。レゾルバの電気的・機械的特性や、-55℃から+85℃までの使用温度範囲から、フライトクリティカルなシステムでの採用が認められました。すでに試作品の段階から、外部の試験機関および航空機メーカーが、航空機規格に基づく広範な試験を実施した製品です。

応用分野

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スリップリング製品案内

ご覧のアプリケーション用製品についてご説明します

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エンジニアリング

当社では、ご覧のアプリケーションに特化したカスタムメイドのソリューションを開発しています